リフォームについて
当社では、物件探しはもちろん、リフォームから、さらにはアフターメンテナンスまで「住まいを家族のオアシスへ」をモットーに当社のスタッフがトータルコーディネートさせていただきます。
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知っておきたい失敗事例
●キッチンのリフォームで気を付けること!
対面キッチンで失敗!
人気の対面キッチンへのリフォームですが、リフォームしたら以前より狭くて使いづらくなったという失敗をお聞きします。 実はこの失敗、壁付けのオープンキッチンから対面キッチンにプラン変更したときに起きやすいのです。
原因は壁付オープンキッチンと対面キッチンでは、必要な面積が違うところにあります。
対面式は壁付式より広い面積が必要なのですが、ギリギリの面積で対面キッチンにリフォームしてしまい、キッチンが狭くなった!というようなことが起きてしまうのです。
特に、面積が足りない時に犠牲になってしまいがちなのが、調理スペースと通路スペースです。図面上では削りやすい部分なのですが、ここが狭いと使い勝手が悪いキッチンになってしまいます。
対面キッチンへリフォームする場合は、面積や間取りに細かい注意が必要です。面積が足りない時には、対面キッチンにすることばかりにこだわらずに、サービスカウンターを設けて対面風の演出をするなど、本当に使いやすいキッチンリフォームを考えましょう。
オープンキッチンにリフォームしたらデメリット対策をしっかりと!
対面キッチンでオープンスタイルにする場合、デメリット対策もしておきましょう
<視線>
雑多な手元を隠したいときは壁の高さで視線をコントロールしましょう。
キッチンをしっかり隠したい場合はカウンターを高く、開放感を出したい場合は、低く。壁をなくせば完全オープンスタイルにもできます。
カウンターを大きくすれば軽食コーナーにもなるなど、リフォームの際には生活スタイルに合わせた間仕切り壁の工夫をしていきましょう。
<臭い>
キッチンとダイニングの距離が近づいたら油煙と臭い対策もしっかりとりましょう。
排気能力の高い換気扇を選び、吸気口の確認もしておきましょう。
コンロ周辺は壁で覆っておくと効果的です。
<音>
意外と気になるのが水音です。
「シンクで水を出しているとうるさくてテレビが聞こえない」ということにならないよう、静音シンクやシンクマットで対応しましょう。
<動線>
キッチンからダイニングへ出てくるときの通路幅にも注意が必要です。
ここが狭いと、熱い料理をもったお皿を配膳する際に、身体をぶつけてしまう可能性があり危険です。通路は少し広めにとり、でっぱりがないように気を付けましょう。
<収納>
対面キッチン上部の収納棚は「無い方がスッキリして良かった」という感想をよく聞きます。
吊り戸棚を無くすなら、他の部分で収納を確保しておきましょう。
●中古住宅のリフォームで気を付けること!
中古住宅は立地条件や広さの割に新築をするよりも値段が手ごろですから、自分好みにリフォームすれば、ハード面でもソフト面でも満足度の高い家づくりが出来ます。
しかし、中古住宅には意外な落とし穴があり、新築にすればよかった、予定していたリフォームが出来なかった、10年後に大変な目にあった!などというケースもあります。将来後悔しない為にもリフォームの際は以下の点も考慮に入れておきましょう
暑い!寒い!結露がひどい!
築年数が古くても、内装や設備機器が新しくオシャレに変わっていれば一見は快適な家に見えます。
しかし、実際に住んでみると、夏は暑くてじめじめ…。
冬になれば暖房をしてもどこからともなく隙間風が吹いてとにかく寒い…。
見れば窓は結露でびっしょりだし、いつの間にか壁紙にもカビが生えている!
というようなことになりかねないのです。
これらは、家の基本性能が低いと起きやすい現象です。
快適に暮らすためには、断熱性能や耐震性能などを高めることが必要ですが、築年数が古い家ではこれらの性能が低いことが多く、そのままでは快適に暮らすことは望めません。性能アップのリフォームが必要となります。
築年数でわかる性能アップのリフォーム目安。
中古住宅を購入しリフォームする時は、断熱や耐震、換気システムなど、家の基本性能をよく確認し、それらを改善する費用を忘れずに予算取りしておきましょう。
確認ポイントは【1981年・1998年・2003年】です。
・1981年:耐震性能の基準が新しくなる
・1998年:省エネ性能の基準が新しくなる
・2003年:新築住宅に24時間換気システムの設置が義務付けられる
つまり、それらより古い年に建てられた住宅はそれぞれの性能が劣っている可能性がありますので、築年が性能アップリフォームを考える際の1つの目安となります。
築浅の中古住宅なのに失敗!!?
築年数が浅い中古住宅で設備も内装も新しいのに失敗したケース。
最初は綺麗だったのに、だんだんカビのにおいがし始め、よく見たら壁紙の裏側はカビで真っ黒、ほどなくして床下もブカブカに。
結局多額の追加リフォーム費用が必要になってしまうというケースもあります。
これは、無人の期間が長く、その間まったく風通しをしていなかった家で起こる現象です。
よく「人が住んでいない家は傷みやすい」と言いますが、それは風通しなどの日々のメンテナンスが出来ていない家は、結露やカビが発生しやすく傷みやすいということです。
カビだけでなく腐食も進みやすくなっているので、築浅の家でも壁や床の下地のリフォームが必要なケースもあります。
逆に無人でも、マメに換気をしたりしてメンテナンスを行っていた家なら安心です。
中古住宅の場合は、後から追加費用が出ないよう、その家がそれまでどんな住まわれ方をしていたかも確認しておきましょう。
10年後に1000万円の差が付いたケース。
家は建った瞬間からすべての部分で経年劣化が始まっています。
特に10年目は、屋根・外壁・床下など構造部分の点検やメンテナンスの大事な時期。
この時期のメンテナンスをさぼっていたせいで、シロアリの被害や腐食、雨漏りなどが進み、築20年目のリフォーム費用に1000万円近くの差が開いてしまうケースもあるのです。
そんなことにならないようにするためにも、今までどのくらいの頻度でどんなメンテナンスを行ってきたのか、リフォーム履歴をよくチェックしておきましょう。